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ほぼノーマルのBRZハジドリ号を40万でチューニングしてみた

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ほぼノーマルのBRZハジドリ号を40万でチューニングしてみた

ほぼノーマルのBRZハジドリ号を40万でチューニングしてみた

2024/08/02

前回初めてのサーキット走行をしてみて、ほぼノーマル状態でもドリフトが出来ることを証明したZC6のBRZ。当時の86、BRZのCMでの華麗なドリフトに嘘は無かったですね‼︎

 

しかし、足廻りやデフ周りなどの課題も見つかりました。今回はほぼノーマル状態からチューニングしてどう変わったか、何を変えたのか紹介します。

目次

    いしてつの思う最低限カスタムはこれだ‼︎

    ぱっと見かなり変わりましたね。車高調が入り、ホイールもAcht6に変更されています。9.5jプラス45のAcht6で車高もベタベタじゃないので、大人のドリ車仕様でかっこいいですね!タイヤは255/35R18で、引っ張り過ぎずいい感じなのではないでしょうか?

     

    ただ残念ながらこのタイヤでドリフトすると、タイヤがボデーに接触する可能性が高いので、タイヤはドリフト用に変えます。あくまで街乗り仕様のAcht6ですが、ドリフト時には17インチにするのもありですよね‼︎

     

    外観もかなりかっこよくなりましたが、進化したハジドリ号は内面も進化しています‼︎

    まず最初に紹介するのは、ORCのメタルクラッチです。このメタルクラッチが人気な理由として「クラッチ操作が容易になった」との意見が多いです。メタルクラッチでありながら、純正クラッチより操作感が軽いのでは⁇との声もあるほど‼︎

     

    なぜこのような操作感を生み出せるのかというと独自の「SE機構」の採用により、メタルクラッチでありながらも半クラッチの領域を広くとれるようになっていることが大きいと思います。とても扱いやすいメタルクラッチとしてハジドリにおすすめです‼︎

    フライホイールもTRD製の物に交換しました。フライホイールを軽くするメリットとして、吹け上がりが軽くなりシャープな吹け上がりを実現します。

     

    このフライホイールは純正のものより40%軽量化されていますので、軽快なエンジンのレスポンスダイレクトに感じることができます!

    いしてつはこんなところにも手を加えます。CUSCO 2WAY LSD type-RSを採用しました。スポーツ走行時にオープンデフで発生する、内輪の駆動ロスを防ぐのがLSDの基本的な役割です。

     

    BRZには純正でトルセンデフが装着されており、ノーマルでもドリフトは加納ですが、2WAYのLSDを装着することでコーナー進入時にアクセルを戻してもLSD効果は持続し、より派手なアクションのドリフトを、そしてブレーキングでリヤをコントロールしやすくなります。アクセルオフでもLSD効果が持続するのはドリフトがよりしやすくなりますね!

    オートファクトリーの4.5ファイナルギアセットに変更してあります。ファイナルギアは最終減速ギアのことで、数字が小さくなるほど最高速重視、大きくなるほど立ち上がり重視になり、純正は3.9や4.1に対して4.5と立ち上がり重視にふったファイナルギアセットです。

     

    このファイナルギアは、今回の企画コンセプトである86/BRZの速さだけでは無い、走らせる喜びや楽しさを実感できるものとなります。それをボルトオンで実現したファイナルギアセットです。

     

    このチューニングしたBRZでドリフトしていきます。

    パーツ
    品番
    価格(変動します)
    ORC
    メタルシングルクラッチ
    ORC-309D-TT1213-SE 
    116,600円
    TRD
    フライホイール
    13451-ZN600 
    47,300円
    クスコ
    2WAY LSD type-RS
    LSD-986-L2 
    143,000円
    オートファクトリー
    4.5ファイナルギアSET
    4.5ファイナルE-PF45
    69,960円
    クリアテック
    ACHT6 18インチ9.5J+45 PCD100
    92,000円
    クスコ 中古車高調
    30,000円

    パーツ金額は大体こんな感じです。ACHT6は走行時に使っていないので、それを引いて約40万円ほどかなと。もちろん工賃は別途必要となります。

    さっきのAcht6がばっちり決まっていたのでちょっとダサくなった気がしますが、後期の純正ホイールなのでマッチングはバッチリです‼︎

     

    いしてつもサーキット仕様に着替えたので早速走ってみましょう‼︎

    チューニングしたハジドリ号はいかに⁉︎まずは1本目‼︎

    まずは1周どんなものか走ってみますが、ちょっと走っただけで前より車がスムーズに走るのを実感出来たようです。

    しかし、実際にドリフトしてみるとスピンしまくりで全然走れません……

     

    せっかくチューニングしたのにどうしたのでしょうか⁉︎

     

    このままではチューニングが無駄になってしまいます……

    リヤの減衰を調整して再度トライ‼︎ 2本目はどうだ⁉︎

    1本目の走行をふまえ、リヤの減衰力を1番柔らかいところから15段目の所に設定して走行を開始します。

     

    先ほどはリヤのグリップ力が強く、リヤが出にくい状態でしたが次はどうでしょうか?

    先ほどよりは走り易さを実感したようです。ここでタイヤが終了したので一度戻ります。

    2本目をふまえたラスト3本目‼︎

    2本目リヤの減衰力を柔らかめにしたことにより、走りやすくなったのでフロントもリヤに合わせる形で柔らかめにしました。

    この調整がかなり良かったようで、なんとか形になって来たようです‼︎

     

    リヤとフロントのバランスが取れて、足廻りが上手くストロークするようになったことでドリフトしやすくなったようです。

    まだまだ課題もあり‼︎次回の走行会はどうなる⁇

    なんとか減衰力の調整でコース全体を通してうまく繋げることができるようになりました‼︎

     

    しかし、これで次回の走行会も安心‼︎とまではいかないようですね……

    まずはシートが純正なのが気になるいしてつ。

     

    デザインの問題ではなく、スピードレンジが上がり荷重の動きが大きい走行をする中、純正シートでは体を十分に固定することが出来ずハンドルにしがみついたような運転になってしまっているとのこと。

     

    ハンドルにしがみつく形になっているので、ハンドリングに遅れがでてしまっているようです……

     

    次回までに改善するようなので次回が楽しみですね!

    動画はこちらから 

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