ハジドリ企画本格始動‼︎その前にしっかりメンテナンスをしよう‼︎
2024/07/23
前回総額98万円で販売していたZC6のBRZを、100万円で初めてのドリフトを楽しもう‼︎をコンセプトに始まったハジドリ企画に使用することになりました。
早速ドリフトできるのか試して行きたいところですが、走行前にはしっかり点検やメンテナスを実施しなければですよね‼︎
通常走行する場合はもちろんですが、サーキットでドリフトなど高い負荷を車にかける為、きちんと点検やメンテナスをしていないと大事故に繋がる恐れがあります。
そのため今回はO&G-worksさんにしっかり点検、メンテナスをしていただきます‼︎
目次
まずはリフトアップ‼︎気になる下廻りは⁉︎
まずは前回確認出来なかった下廻りを確認するためリフトアップしていきます。
下廻りは思ったより綺麗な印象のようです。
O&G-worksの加藤さんも悪くないねと、14万キロ走行の車にしてはなかなかいい反応なのではないでしょうか?
さすがに14万キロも走っていればブレーキキャリパーに錆が出ていますね‼︎熱が入ったのでしょうか?また、ローターもスリッドローターのように見えますが劣化により、スリッドも消えてきています。
それでは、エンジンもアンダーカバーを外して下から見てみましょう!ボンネットを開けて確認した時はとても綺麗でしたが、下からはどうでしょうか?
下から見たエンジンもとても綺麗ですね‼︎タペットカバーより若干のオイル滲みがありますが、14万キロ走っていることを加味すると、かなりいい方だと思います。
そのほかクランクのオイルシールなど、オイル漏れが発生しそうな箇所も点検してみますが、オイル漏れはありませんでした。前のオーナーさんのメンテナスが良かった証拠ではないでしょうか?
オイル交換してみてわかるエンジン内部の状態
下廻りの点検が終わったところでメンテナスをしてもらいます。今回はサーキット走行前のオイル交換をしてもらいますが、そもそもエンジンオイルは何故交換するのでしょうか?エンジンオイルは、エンジンの内部を流れる液体で、主に以下の5つの重要な役割を担っています。
1. 潤滑作用
エンジン内部では、ピストンやシリンダーなど金属部品が高速で摩擦し、多くの熱が発生します。エンジンオイルはこれらの部品の表面に油膜を形成し、摩擦を低減することで、エンジンを滑らかに動かす役割を担っています。
2. 冷却作用
エンジンオイルは、燃焼によって発生した熱を吸収し、それをエンジンの外部に放出する役割を担っています。エンジンは高温になりすぎると故障の原因となるため、冷却作用は非常に重要です。
3. 防錆作用
エンジンオイルは、空気や水など腐食性の高い物質から金属部品を保護する役割を担っています。エンジン内部は常に高温多湿な状態にあるため、防錆作用はエンジンの寿命を延ばすために重要です。
4. 清浄作用
エンジンオイルは、燃焼過程で発生する煤や金属粉などの汚れを捕集し、エンジン内部を清潔に保つ役割を担っています。汚れが蓄積すると、エンジンの性能低下や故障の原因となるため、清浄作用は重要です。
5. 密封作用
ピストンリングとシリンダーの隙間を埋めることで、燃焼室からの圧力が逃げないようにする役割を担っています。密封作用が適切に働かないと、エンジンのパワーロスや燃費悪化の原因となります。
これらの役割をまとめて、エンジンオイルは「エンジンの命を守る血液」と呼ばれることもあります。定期的に交換することで、エンジンを良好な状態に保つことができる、とても大切なものなのです。
では、実際にオイル交換をしていきます。古いオイルをジョッキで受けて残量と色を確認します。
排出されたオイルの量は5リットル、オイルの色もあまり悪くありませんね。加藤さんもオイル交換してからあまり走ってないのでは?とのこと。まめにオイル交換している車の可能性が高いですね。
今回使用するオイルはこれだ‼︎
それでは新しいオイルを入れていきます。BRZハジドリ号に入れるオイルはどのオイルなのでしょうか?
WAKO'SのPROSTAGE-Sというオイルを入れていきます‼︎
このオイルはワコーズの中では比較的安価なオイルになりますが、ワコーズと言えばこのオイルといわれるほど有名なオイルで、入門用と呼ぶのが失礼なほどいいオイルです。
まずはこのオイルを使用して効果を実感してから、もっと上級なオイルにいくのもいいですね。
今回はO&G-worksさんで下廻りの点検とオイル交換をして頂きました‼︎次回はいよいよサーキットで実際走行をしてみます。
ほぼノーマルのZC6のBRZ。果たしてドリフトできるのでしょうか?