もはや絶滅危惧種!?PS13 シルビアをリフレッシュ/レストアして乗りたいオーナー募集!
2024/03/23
販売台数は約30万台と歴代シルビアの中で最多を記録したS13/PS13シルビア。30年前はどこにでも走っている車両であったが、2024年現在ではその姿を殆ど見なくなってしまいました。そんな中、CAR SHOP CHANNELにて買取入庫したシルビアをご紹介いたします。
目次
詳細
車種 | シルビア |
---|---|
グレード | K's クラブセレクション |
年式 | 1993年3月 |
型式 | E-PS13 |
カラー | パールホワイト |
シフト | 5MT |
走行距離 | 166,000km |
修復歴 | 無し(グー鑑定取得済み) |
車体番号下三桁 | 757 |
車両価格 | ASK |
備考 | TEIN車高調 社外AW(前後違い) 社外マフラー NISMO LSD S15シルビア純正シート |
ベースは問題なし!あとはどうリフレッシュするか!?
S13シルビアと言えば酷使された個体が多く、良質なベース車両を見つけるのも難しい車種だと言えます。つまり「リフレッシュ・レストアしてでもキレイなS13シルビアに乗りたい!」と思っても、そのベースになる個体に出会うことが難しい、ということです。
そこで今回の車両の登場です。グー鑑定でも確認済みの、紛れもない「修復歴無し」の車両。しかも、下回りのサビなどもほとんどない、キレイな個体です。
しかし、当然のことながら、あちこち傷んでいるのも事実。
外装で言えば右側面は塗装がかなり傷んでいて、塗装をし直す必要があります。フロントフェンダー、ドアは塗装が必要。ただ、ここで浮上してくるのは「どこまでやるのか」です。
商品車としての加修であれば、この2パネルを塗り直せば良いと思います。しかし、それは次のオーナーが求めている修理内容なのでしょうか?
「その2パネルを塗るのであれば、全塗装をしたい!」「全塗装をするのであればエンジンルームも塗りたい」「どうせならエンジンO/Hまでやりたい!」といった声が上がってくるのは目に見えているのです。
私自身も、RX-7のレストアをした経験があるため「どうせならここも…」という思いになってしまうのは、非常に共感できることです。
しかし、我々は商品車として、ビジネスとしてどこまでやるべきかを考え、より多くのお客様の声にお答えできるよう検討するのが基本です。この基本に則った形で進めるべきクルマなのか?いやこれはもっと慎重に扱うべきでは?という葛藤から今回の企画を考えました。
オーナーの意向に合わせたリフレッシュ企画
次のオーナーの意向に合わせると、本当に青天井になってしまうので、ある程度のプランはイメージできたほうが良いかと思うので、大まかな目安を決めておこうかと思います。もちろん、ご本人様との打ち合わせの下の制作となるので、様々なプランに対応させていただきます。
プラン内容 | 詳細 | |
STEP1 | 外装全塗装 | エンジンルームを除く外装を全塗装 可能な限りのモールやレンズ類の交換 |
STEP2 | エンジンルーム同色塗装 | STEP1で塗っていないエンジンルームを同色塗装 ※エンジン脱着を伴う |
STEP3 | エンジン関係リフレッシュ | STEP2でエンジンを降ろした際にパッキン・シール・ホース類の交換 |
STEP4 | エンジンO/H | STEP3の際に同時にエンジンをO/H |
STEP5 | 内装リフレッシュ | ダッシュボードをはじめとする内装関係リフレッシュ |
STEP6 | 下回りリフレッシュ | 主に足回り関係と中心としたリフレッシュ |
STEP7 | 駆動系リフレッシュ | クラッチ・ミッション・デフのリフレッシュ |
※上記作業はYouTubeにて撮影・配信させていただきます。尚オーナー様のご出演は任意となります。
こういったリフレッシュは、私自身が所有していたRX-7のレストアを行った際に経験をしたことを活かして皆様にフィードバックできればと考えております。
中古車という観点からどういう状態のクルマを手に入れて、どういったところにお金をかけることが価値あるお金の使い方なのかをアドバイス差し上げることができると考えております。
是非一度、S13シルビアのリフレッシュついて本気で考えてみませんか?
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。