いしてつ相場予想は当たっていたのか!?2019年現在の86・RX-7の価格・相場を検証!
2021/10/28
いしてつの相場予想、実際当たってたの?と聞かれます。どっちだと思います?実は…!?
目次
言いっぱなしなら誰でもできる
いろんなブログやSNSやら、みんな言いたいこと言ってますよね。「言うは易し、横山きよし」これ、僕の師匠が20年近く前からずっと言ってます。安定のボケ。ま、それは置いといて。笑
言うだけだったら誰でもできるわけで、それが当たっていたか、間違っていたかを検証するのって凄く勇気がいりますよね。だって、間違ってたら「お前!コラ!ちゃうやんけ!!」って言われかねないわけで。でも、読者はここが一番気になるところではないでしょうか?だったら、それをしっかり検証して、自分の予想が確かなものかを読者の皆様にしっかりとわかってもらおう、ってところですよね!こんなことしない方が、世の中上手く渡り歩いていけるんでしょうが…自分不器用なもんで。笑
そんなこんなで、夜な夜なブログ更新してます。笑
まずは86相場の変動を検証
ぶっちゃけ僕が一番追っかけているのはこの86の相場なんです。GT-R系は台数も少ないし、流通台数が少なくなれば高くなるのは、誰でもなんとなくわかるじゃないですか。そうじゃなくて、現行で新車が販売されていて、台数も多く、ニーズのある車種だからこそ面白いんですよね。景気や社会情勢、為替や流通台数などいろんなことで影響を受ける車種だからこそ、予想するのが難しいし、その予想が的中したときは裏でガッツポーズですよ。何よりマーケットが大きいから、ここを勉強して相場観を養っておくことがビジネスに直結しますからね。
さぁ、それでは実際に検証に入ってみたいと思います。まずは、僕が2018年11月に書いた記事がこちらです。
このときの記事では売却時期と購入時期のオススメを
【売 却】2018年11月前半、2019年2・3月
【購 入】2019年3〜5月、10月以降
といった感じで予想しています。主に流通台数を基に記事を書いていたので、実際流通台数はどのように推移しているのかを見てみるとこんな感じになっています。
2018年11月 86 小売市場流通台数
【ZN6 トヨタ86】年間流通台数はこちら 月間流通台数はこちら
流通台数が2018年11月より約100台ほど増えております。オークションでも出品台数が確実に右肩上がりとなっており、ノーマル車などはとても手に入りやすい状況となってきております。また、’12年車の車検時期の影響、そしてリコール問題もあり’12年車の全体を占める割合も増えており40%弱となっております。また、このデータを見ると車検の影響は大きいようで、’16年車が’15年車よりも多くなっております。
年式 | 掲載台数 | 割合 |
2012年(平成24年) | 329 | 38.3% |
2013年(平成25年) | 160 | 18.6% |
2014年(平成26年) | 108 | 12.5% |
2015年(平成27年) | 88 | 10.2% |
2016年(平成28年) | 92 | 10.7% |
2017年(平成29年) | 63 | 7.3% |
2018年(平成30年) | 14 | 1.6% |
2019年(平成31年) | 5 | 0.5% |
その影響もあり、確実に相場が下がってきていると言えます。実際に調べてみると以下のようになります。
シフト | 2018年11月 小売相場 | 2019年3月 小売相場 | |
GTリミテッド | MT | 208万円〜 | 196〜269万円 |
AT | 178万円〜 | 169.9〜198万円 | |
GT | MT | 198万円〜 | 178〜338万円 |
AT | 168万円〜 | 155〜199.8万円 | |
G | MT | 158万円〜 | 148万円(参考) |
AT | 138万円〜 | 145〜169万円(参考) |
2012年式 パールホワイト 走行距離2〜4万km 修復歴無し
(尚、参考値は該当車輌が無かったため、少し検索条件を広げました。)
余談ですが、過去のブログを振り返ると面白いですね。データの取り方が雑。笑 …ということで、ちょっと比較しにくいかもしれませんが、上記をご覧下さい。それでもGTリミテッドとGTは最安車両が10〜20万円ほど安くなっていますよね。ということは、大筋いしてつの相場予想は当たっていたということでよろしいでしょうか?ちょっと、ホッとしました。ちなみに、条件を絞るとこれだけシビアな結果ですが、無条件で最安車両を見ると一目瞭然なんですよ。僕が仕入れた車をご覧下さい。
遂に○○万円台に突入!
出典:https://www.gtnet.co.jp/usedcar/usedcar_detail.php?group_code=7&zaiko_code=00510000121000950096
カーセンサーで10万km以内、修復歴無しで検索すると最安車両でこちらが上がってきます。車両本体価格98万円です。あの86が、いよいよ100万円切ってきました!普通に街乗りで乗りたい方もカスタムしたい方も、これだけお手頃になると手を出しやすくなりますよね。今後は更に相場の落ち込みが期待できます。特にこの3月は安く仕入れられる上に決算月ということで販売店もかなり勝負をかけてきています。このチャンスに購入されることをオススメいたします。86の購入についてのアドバイスを無料でいたしますので、下記よりお気軽にお問い合わせ下さい。
それではRX-7の相場の変動についても検証していきたいと思います。
続いてRX-7の相場の変動を検証
さてさて、続いてはRX-7です。こちら、かなり相場が上がっているという印象を僕自身が受けています。あくまでも感覚やイメージの段階ですが。これを実際にどのように変動しているかを検証します。まずは、僕が2018年12月に書いた記事がこちらです。
このときの記事では売却時期と購入時期のオススメを
【売 却】今すぐ!(2018年12月)
【購 入】相場が上がり続けているので様子を見る
と、しています。これまたざっくりとアバウトな感じですね。しかし、今聞かれてもこのような回答をすると思います。台数が少ないため、相場が動きやすいのは事実です。明確に示すのは難しいですね。それでは小売市場流通台数から見ていきたいと思います。
流通台数から相場の変動を検証
2018年12月 マツダRX-7 小売市場流通台数
2019年3月 マツダRX-7 小売市場流通台数
【FD3S マツダRX-7】年間流通台数はこちら 月間流通台数はこちら
2018年12月 アンフィニRX-7 小売市場流通台数
2019年3月 アンフィニRX-7 小売市場流通台数
【FD3S アンフィニRX-7】年間流通台数はこちら 月間流通台数はこちら
一見すると、流通台数がトータルで増加しているので相場が下がっているように予想できます。実際にこれが相場に直結しているのでしょうか?答えは△です。まず、マツダRX-7は増加しているのは間違いありません。これは相場が高騰しているから売却するユーザー増えたのだと考えられます。実際にこの3ヶ月ほどで多数のRX-7を買取査定いたしましたが、オーナー様が「相場が上がっているので」と、口を揃えて言っていました。そこで重要になるのが、相場が上がることで手放される車両は、良質車両が多いということです。もちろん状態の悪いものもありますが、相場の低いときの比率で言えば圧倒的に良質車両が多いですね。これはGT-R系でも同様のことが起こっております。今がチャンス!と売却されるんですね。
現状の小売相場
ここでしっかりした数字を出しておきましょう。比較するのがざっくりなものなので何とも言えませんが…
モデル | 年式 | 2018年12月 | 2019年3月 |
1型 | 1991〜1993 | 100〜250万円 | 355〜358万円(参考) |
2型 | 1993〜1995 | 115〜330万円 | |
3型 | 1995 | 138〜316万円 | |
4型 | 1996〜1998 | ||
5型 | 1999〜2000 | 200〜350万円 | 168〜598万円 |
6型 | 2000〜2002 |
※通常グレード・修復歴無し・10万km以内・エンジン圧縮良好として
この数字だけを見ると、かなり幅広い結果となってしまいました。これぞ「ピンキリ」といった感じでしょうか。ただ、一つ言えることは上がバカ高い、ということです。すなわち相場が高騰している時に良質車を手放す…と、言ったとおり、驚くような状態の車両が出回ってきているということです。それは走行距離だけに限らず、エンジンのオーバーホールなども含めた、本当に価値のある1台、という意味です。そのため、年式や距離だけでは表しにくいんですね。逆に言えば、たとえ4型以前の車両であっても、不人気のシルバーであっても、グレードがRBであっても、車両状態をしっかりと考慮される時代になったわけです。オーナー様のメンテナンスや保管状況をしっかりと評価されますので、この機会に売却を検討しても良いと思いますよ!
また、今回は通常のグレードを対象としてますが、ここにスピリットRやRZなどの限定車が加わるわけで。そうなると上はもっともっと上がってくるんですよね。やはり相場は確実に上がっていると言えるでしょう。
そんな中、僕が仕入れた自慢の1台はこちら。
出典:https://www.gtnet.co.jp/usedcar/detail/00510000121000950131.html
先程ご紹介した86とは対象的に、こちらのRX-7は走行3.3万kmで、エンジンの圧縮は平均で9.1、内外装・機関共に状態の良いこの車両が車両本体価格398万円です。これを高いと思うかやすいと思うかはアナタ次第。ただ、この手の良質車両は本当に手に入りにくくなってきているのは確かです。さぁ、この記事を見てRX-7の売買について聞きたいことがある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
まとめ
いかがでしたか?僕の中ではある程度予想は的中していたかな?と感じています。86は相場が下がり、RX-7は相場が上がっている。この3月の決算時期が終わってから、どちらも少し落ち着くかと思います。購入をご希望の方はお急ぎを。売却をお考えの方は少し様子を見ると良いかも知れませんね。また、これからはデータの取り方ももう少し研究して、よりリアルな数値をお届けできればと思っていますので宜しくお願いします。