2018年現在 RX-7の相場について考える

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前回の記事でRX-7の5,000km台という奇跡のような車両を紹介させていただきました。

 

前回記事:フルノーマル・ガレージ保管の極上車!?平成4年式 RX-7のご紹介

 

その反響もなかなかのもので、ある方から車両を見てみたいと連絡をもらったほどです。発売開始から26年もの時間が経過しているにも関わらずRX-7人気はまだまだ衰えることを知らないようですね。そんなRX-7の相場について考えてみましょう。

 

FD3Sはなぜ人気なのか

 

RX-7と言っても初代SA22C、二代目FC3S、三代目FD3Sと分かれているのは皆様ご存知の通りかと思います。SAやFCも僕が学生時代はわんさか走っていて、かっこいいな〜と指を加えて見る憧れの車でした。しかし、年月も経過しSAやFCは本当に車を見なくなってきて、今RX-7といえば誰もがFD3Sのことを指すのではないでしょうか?今回はこのFD3Sにスポットを当ててみたいと思います。

 

FD3S_autoexe出典:AutoExe

 

ロータリーターボとして最後の車両となったFD3S RX-7。性能はもちろんのこと、見た目の美しさは未だに顕在で、26年経過しても誰もがかっこいいと振り返るほどです。私自身、国産車のフォルムではNSXかRX-7かだと思っております。まぁ、とにかくかっこいいということです。

 

 

実際に人気があるのはどのモデル?

 

一口にFD3S RX-7と言っても、11年もの間生産されていると、様々なモデルやグレードがあり何が人気なのかを把握しておく必要があります。

 

モデル 年式 グレード
1型 1991〜1993 タイプS・タイプR・タイプX・タイプRZ
2型 1993〜1995 タイプR2・ツーリングS・タイプR・ツーリングX

タイプR2バサースト

3型 1995 タイプRバサースト・ツーリングX・タイプR-S・タイプRZ

タイプRバサーストX

4型 1996〜1998 タイプRB・タイプRBバサースト・タイプRS

ツーリングX・タイプRZ・タイプRBバサーストX・タイプRS-R

5型 1999〜2000 タイプRB・タイプRB Sパッケージ・タイプR・タイプRS
6型 2000〜2002 タイプRB・タイプRB Sパッケージ・タイプR・タイプRS

タイプRZ・タイプRバサーストR・タイプRバサースト

スピリットR タイプA/B/C

 

驚くほどのグレードがあります。笑

 

一般的には1〜4型が前期型、5〜6型が後期型と呼ばれ、後期型が断然人気となっています。理由としては外観の変更箇所が大きく、一気に最新の車に変わったことが一番大きいとされています。実際にはフロントバンパーとリアウイング、アルミホイールしか変わっていないのですが、この雰囲気の違いはイメージを大きく変えるようです。また、タイプRB意外のMT車は280psになったことも人気を集める理由となっていますが、現在ではタービンの耐久性の問題などもあり、そこまで重要視されていないのが現状です。むしろ個体の状態を優先する傾向にあり、タイプRBでも状態次第では驚くほど高値をつけている車も存在します。

 

通常グレードの他には限定車が人気を集めていますが、一番人気は最終型のスピリットR タイプAです。小売相場では400万円を軽く超えてくる車両も多く人気の高さを実感できます。人気のカラーはチタニウムグレー。ただし、タイプB・Cは意外と人気が薄く、タイプAほどの高値を付けないのも事実。あまり期待を込めて買うと危険ですので要注意です。

 

そして、スピリットRと同様に人気が強いのがタイプRZとタイプRバサーストRです。特にイエローには人気が集中しています。今となってはスピリットRよりも手に入りにくいかもしれない存在なので、良質車両を見つけたらすぐに手に入れるべき車両だと言えます。

 

ノーマルとチューンド どちらが人気?

 

これは賛否が分かれるところです。何年か前は断然チューンドが人気でした。私自身もRX-7に5台乗ってきましたが全てチューンド。ノーマルで乗る気などサラサラ無いと思っていました。特に足回りはノーマルは全く納得できず、すぐに車高調を入れていましたね。また、独特のロータリーサウンドを楽しむためにもマフラー交換は必須でした。しかし近年は車両の個体数が激減していることもあり、ノーマルが断然人気と言っても過言ではありません。やっていてもノーマル+αのライトチューンが人気です。昔のようにタービン改やVマウントなどの大幅なチューニングは、乗る場所や人を選ぶため、敬遠されがちです。特に暖気などいろいろな面で気を使うロータリーエンジンの場合、ご近所の目を考えても長時間の暖機運転などは避けたいところ。実用性を考えてもあまり派手なチューニングは好まれないのでしょう。

 

RX-7_FD3S

 

とはいえ、もしチューニングやカスタムをしたいのであれば、方法が無いわけではありません。RX-7乗りに好まれるカスタムをすればプラスに査定されることも多いのです。わかりやすく言えば、RE雨宮や藤田エンジニアリングなどRX-7乗りに人気のメーカーやショップのエアロやパーツを装着し、万人に受けそうな程よいカスタムが良いでしょう。人気のあるものであれば、バランス良く仕上がっていれば多少やりすぎていても高い評価を得られます。個性的になればなるほど評価は下がるという訳です。特にストリートで乗りにくいものは敬遠されますね。

 

RE雨宮

出典:ヨコハマタイヤ

藤田エンジニアリング

出典:ヨコハマタイヤ

 

私が過去に乗っていた車はC-WEST(DRFT)エアロを装着してあれこれパーツを入れていきましたが、この2台を比較するとわかりやすいです。黒い車両(写真上)はOK、白い車両(写真下)はNGですね。笑

JJコンプリートFD3S5号機JJコンプリート5号機

JJコンプリートFD3S3号機JJコンプリート3号機

 

どんな車両にも求められること

 

これまでの流れでいくと、どうすることで査定額アップするか、というように聞こえるかもしれません。まぁ、実際にその目線で書いているのも事実ですが。。。笑 私が言いたいのは残り少なくなってきたRX-7をどうやって楽しむか、なのです。楽しみ方は人それぞれ様々で、ノーマルで楽しみたい方もいれば、チューニングやカスタムをして楽しむ方、皆さんの自由にして良いと思います。それが車を、RX-7を楽しむということです。

 

RX-7_FD3S_エンジン_圧縮

 

そこで私が声を大にして言いたいのが、RX-7は売るのも買うのもエンジンが8割を占める!です。実は昨今の中古車市場では必ずしも走行距離だけで判断されていないのです。特にロータリーエンジンを積んだRX-7は日頃のメンテナンスや乗り方で大きく影響が出るため、一概に走行距離だけで測れない代表的な車両なのです。実際に先日私の務めるGTNETでは10万km弱の車両が200万円オーバーで販売されていました。ちなみに圧縮は平均で8を超えているというコンディションの良いエンジンでした。

 

とはいえ、全てのRX-7がこういったコンディションの良いエンジンばかりではありません。むしろ圧縮の抜けたスカスカなエンジンばかり…これではRX-7の本当の魅力を味わうことなどできるわけがありません。そこで私がオススメするのはマツダのリビルトエンジンです。80万円(変動あり)ほどするエンジンですがこれを載せることでエンジンがリフレッシュされるわけです。仮に10万km走った車両であったとしても、リビルトエンジンを載せて走ることで本当のロータリーエンジンの魅力を味わうことができます。同時にタービンもリフレッシュすれば完璧ですね。トルクが細いと言われがちなロータリーエンジンですが、高圧縮な生き生きとしたロータリーに乗ったことがありますか?驚くほどのトルクと鋭い吹け上がりがあなたを異次元の世界に誘います。その時は、ロータリーの虜になること間違いなしです!

 

RX-7の流通台数から見る相場

マツダRX-7_流通台数

【マツダRX-7】 年間流通台数はこちら  月間流通台数はこちら

 

アンフィニRX-7_流通台数

【アンフィニRX-7】 年間流通台数はこちら  月間流通台数はこちら

 

グラフを見るとわかるように10・11月から12月に向けて流通台数が増加しています。この流れでいけば相場が下がっていく…と、思いますよね?しかし、それは違うのです。一般の車両、いやスポーツカーでも流通台数は相場に大きく影響します。しかし、それは一定の状態を約束されていることが前提です。ようするに、RX-7のようにエンジンのコンディションによって大きく価格が変動するような車両は一概に流通台数だけで相場は変わらないということです。つまりどれだけ沢山の車両が流通しても状態が良ければ高く、状態が悪ければ安いということです。ある程度の相場はありますが、個体ごとの状態によって金額が変わるということですね。ですから、どんな状況でも良い状態の車両を狙っているユーザーがいるため、時期はあまり関係が無いというわけです。

 

購入・売却のオススメの時期は?

 

RX-7を探しているお客様とお話をすると「まだ探し始めたばかりで」「頭金を貯めてからローンで買おうと思っているんです」と、このような話をされることが多々あります。ハッキリいいます…今すぐ買って下さい!!!

 

これだから車の営業マンは…と言われそうですが、90年代のスポーツカー、特にRX-7は相場の高騰が続いております。5・6型の後期型でも7〜8万kmくらい走っている車両であれば3年前は100万円台で購入可能でした。しかし今日現在6型の7万kmが店頭300万円を超えています。「高い!」と思う方もいると思います。しかし残念ながらこれが現在の相場であり、今後相場が下がる見込みはとても少ないと予想されます。むしろ上がる一方だと私は思っております。

 

GTNET_RX-7_FD3S引用:GTNET

 

「頭金を貯めてからローンで買おうと思っているんです」と思っているあなた。仮に1年間で頭金を100万円貯めたとします。その頃には車両価格が400万円になっている可能性がとても高いのです!ですから、頭金を考えずに今すぐ買って下さい!そう、購入時期は早ければ早いほど良いです。

 

【参考小売相場】

1〜4型:100〜250万円

5〜6型:200〜350万円

※通常グレード・修復歴無し・10万km以内・エンジン圧縮良好として

 

 

では、売却時期はどうでしょう?

 

明確なオススメの時期は何とも言えない状況です。というのも、現在も相場が上がり続けているからです。今すぐに売却しても満足のいく金額にはなるはずです。ただ、今後更に高騰が続くと予想されますので、まだ持っておくというのも一つの手です。私の経験からいけば店頭価格が400万円を超えたあたりで上昇率が若干緩やかになると考えられます。そのあたりまでに売却をすれば損をすることはないでしょう。欲張りすぎると小売市場で動きが鈍ったときに、買取金額を渋られる可能性があるのでご注意を!

 

購入・売却ともに、ご予算や時期をお伝えいただければ、できる限りのアドバイスを差し上げますのでお気軽にお問い合わせ下さい。もちろん無料ですので。

 

 

【相場予想の検証結果はこちら】

いしてつ相場予想は当たっていたのか!?2019年現在の86・RX-7の価格・相場を検証!

※2019年3月11日更新

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