TOKYO AUTO SALON 2024その1
2024/01/11
今回で第42回目となる「TOKYO AUTO SALON 2024」に行って取材をしてきました!各ブースの出展の様子をお届けいたします。
目次
TOYOTA GAZOO RACING
今回TOYOTA GAZOO Racingは「クルマ好きの皆さんともっとクルマで熱くなる」ことをテーマとし出展。
「愛車」「カスタマイズ」「モータースポーツ」などのテーマに沿った車両やパーツを展示。
ブースではレーシングドライバーと開発エンジニア等によるトークショーも行われました。
また、屋外特別ステージではデモランも行われており、愛車のカーボンニュートラル化をテーマにしたコンセプトカー「AE86 BEV Concept」と土屋圭市氏の「AE86 スーパーマメ号」のジムカーナ対決を開催、土屋圭市氏とプロドライバーの佐々木雅弘選手がハンドルを握り対決をしてました。
そして、14日には全日本ラリーで活躍中の勝田範彦選手・WRCで活躍中の勝田貴元選手によるGR YARIS Rally1 HYBRIDを含むラリー車両のデモランも予定しているそうです!
初日、モリゾウこと、豊田 章男 トヨタ自動車 代表取締役会長より「モリゾウから新年のご挨拶」がありました。
通常こういった場ではプレスカンファレンスとして今後の展望や企業の方向性を示す場となるのですが、今回は違いました。
2023年トヨタ自動車代表取締役社長と自工会会長も退任した章男氏は、「ようやく私は“普通のクルマ好きのおじさん”に戻ることができた」とおっしゃってました!
モデリスタ
Be MODELLISTA,Be You.と銘打ち今回のオートサロンに乗り込んできたモデリスタ!
「自分らしく生きること」が人生を上質で特別なものにさせてくれると信じ、商品を通じて自分らしさを演出するお手伝いをしたい・・・
そんなモデリスタ、今回は発売後大人気のALPHARD・VELLFIREの2台を展示しておりました。
派手すぎず、しかし個性を忘れない。ユーザーが求める自分らしさを引き出すエアロ。
最近の新車販売時のモデリスタエアロの装着率の高さが納得できる内容でした!
トヨタ車体
ランドクルーザーをはじめ、ミニバン、商用車、特装車の開発製造でトヨタグループにとって欠かせない存在。
トヨタ車体といえばもちろんランクルです!
昨年、ランドクルーザーのスペシャルショップ「ランクルBASE」を立ち上げたトヨタ車体
今回のオートサロンもランクル2台の出展がありました。
1台目はランクルBASEカスタム「ブラッククルーザー70」
先日日本でも再再販され復活したランクル70。世界の道を走り回るランクル70に海外仕様純正部品を選りすぐって装着。
ボディもマットブラックに塗装され、タフさを強調。
「Black CRUISER」には、「海外純正部品を日本に持ち込む黒船」との思いを込めているという。
そして2台目はランクル40×ランクル70
2023年の東京オートサロンに出展した「ランクル40×ランクル70」の完成形。「ランドクルーザー“40”」のスタイリングに「ランドクルーザー“70”」の足まわりを組み合わせた車両。
行動走行を可能にするため、排ガス基準・法規に適合させるという徹底ぶり。
ランクルBASEの「ランドクルーザーを長樹安心して乗り続けてほしい」という想いを象徴した1台であることは間違いない。
現存するランクル40やそのオーナーたちはさぞ心強いことだろう。
その他、ランドクルーザー海外仕様純正部品・ランクルBASEで販売中の「LAND CRUISER TLC Custom」のパーツ展・ランクル BASE オリジナルグッズ販売等盛りだくさんのブースでした。
トヨタ自動織機
トヨタグループの一員としてRAV4のい製造だけでなく、企画・デザイン・設計などにも参画している豊田自動織機。
今回のオートサロンでは、RAV4の魅力を高めるカスタマイズモデルとコンセプトモデルの展示がありました。
アグレッシブなスタイルと走破性を高めた特別仕様車であるRAV4 Adventure"OFFROAD packageⅡ"をベースに、ユーザーの好みや予算に応じて自由に仕立てるカスタマイズカーの一例として紹介します。
1台目はオフパケ(+)
"見て停めて楽しむ"アウトドアライフスタイルを提案するカスタマイズカー。
ユーザーの予算や好みに応じて仕立てることができる新車購入サービス提案向け車両。豊田自動織機の他のカスタマイズ用パーツと合わせて展示されていました。
2台目はDIRT RUNNER CONCEPT
"乗って走って楽しむ"オフロードスポーツスタイルの提案
上質な乗り心地と優れた環境性能を持つPHEVと、力強いアドベンチャーの特徴を兼ね備えたRAV4ならではの「走り」をイメージしたコンセプトモデル。
日産
日産自動車は2024年3月に日本初開催となるフォーミュラE「Tokyo E-Prix」に参戦する、Gen3マシンをはじめ、「キャラバン」、「エクストレイル」、「ルークス」、「マーチ」のコンセプトカーや、NISMOロードカーのラインアップを展示がありました。
■NISSAN e-4ORCE 04
2022年12月に公開したフォーミュラE Gen3マシン「NISSAN e-4ORCE 04」は、日本を象徴する花の一つである桜のデザインを取り入れた印象的なカラーリングを施してありました。
2024年3月に開催されるフォーミュラE大会に参戦する本モデルが東京オートサロンの会場で一足先に見ることができ、嬉しかったです!
■Disaster Support Mobile-Hub
「キャラバン」をベースにした、緊急・災害時には防災拠点にもなる支援車両(Mobile-Hub)を提案。
2023年9月に発売した「ポータブルバッテリー from LEAF」を複数搭載し、避難時のライフラインをはじめ、様々な困りごとを解決できる装備を搭載した頼りになる1台です。
■X-TRAIL CRAWLER CONCEPT
本格SUVの「エクストレイル」をベースに、オフロードテイストとタフギア感をさらに高めたコンセプトカー
ラゲッジエリアには「エクストレイル」が追求してきた道具感を訴求するアイテムが装備されていました。
この他にも「NISSAN GT-R NISMO」「フェアレディZ NISMO」「スカイライン NISMO」の大人気3車種も展示されていました。
日産モータースポーツ&カスタマイジングはカスタムカーブランド「AUTECH」から
X-TRAIL AUTECH SPORTS SPEC CONCEPTとSERENA AUTECH SPORTS SPEC CONCEPTの2台を展示
「AUTECH」は、多種多様なカスタムカーづくりで蓄積してきたNMC伝統のクラフトマンシップを継承し、スポーティで高級感漂うスタイリングを伸長させたブランド。
プレミアムとスポーティを売りにするAUTECHならではの内外装+走りまで追求したSERENA AUTECHとX-TRAIL AUTECHは必見です。
本田技研工業
ホンダは2024年3月22日発売予定の新型SUV「WR-V(ダブリューアールブイ)」のSUVらしいタフさをさらに際立たせたコンセプトカーや、スポーティーさを強調するエクステリアコーディネートを施した新型「ACCORD(アコード)」など、カスタマイズの楽しさを表現した四輪車が展示されていました。
■WR-V FIELD EXPLORER CONCEPT
2024年3月22日発売予定の新型SUV、WR-Vをベースに、いち早くカスタマイズを施したコンセプトモデルを初公開。
WR-V用のHonda純正アクセサリーによるエクステリアコーディネート、“TOUGH STYLE(タフスタイル)”をベースとしながら、SUVらしいタフさをさらに際立たせる特別なカスタマイズを施されていました。
■ACCORD e:HEV SPORTS LINE
2024年春発売予定のACCORDを、Honda純正アクセサリーによりエクステリアコーディネートした、“SPORTS LINE(スポーツライン)”を展示。
躍動感ある造形に精悍な印象を与えるブラック塗装のエアロパーツの装着と19インチにインチアップしたアルミホイールを採用し、ACCORDの持つスポーティーな雰囲気がよりいっそう高まっています。
また、大人気CIVIC TYPE R MUGEN Gr.AとGr.Bの2台も展示。
さらにモータースポーツ車両は、2023年シーズンに国内外レースで活躍した様々なカテゴリーのモデルが展示されていました。
マツダ
マツダは「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept」「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」などのスーパー耐久シリーズ参戦車両などを出品。
カーボンニュートラルの未来に挑むスーパー耐久シリーズ参戦車両の展示に加え、モータースポーツをより身近で気軽に楽しむ「eSPORTSタイムアタックイベント」
トークショー、来場した子どもたちにスポーツ走行を同乗体験してもらえる「WILD DRIVE KIDS BY MAZDA X BRIDGESTONE」の開催、手動運転装置を搭載した「MAZDA ROADSTER Self-empowerment Driving Vehicle」の展示がありました。
スズキ
今回のスズキブースでは、親子でアウトドアや料理を楽しめる「スペーシア パパボクキッチン」12月6日に発表した新型「スイフト」をベースに、専用のマットカラーやホイール、デカールを施した「スイフト クールイエローレヴ」オフロードでもタフに使える「スーパーキャリイ マウンテントレイル」を参考出品されていました。
■スペーシア パパボクキッチン(参考出品車)
親子でアウトドアや料理を一緒に楽しむことのできる「スペーシア」のコンセプトモデル。料理で親子のコミュニケーションが弾むファミリーキャンプの世界観を表現。
リヤシートから荷室にかけてキッチンスペースにカスタマイズした、まさに家族でワクワクできる「スペーシア」でした!
■スイフト クールイエローレヴ(参考出品車)
新型「スイフト」の新色クールイエローメタリックを、マットカラーに仕立てたコンセプトモデル。
ボディーサイドにグローバルモデルとして4代目となる「スイフト」をグラフィックで大胆に表現することで、新世代コンパクトカー「スイフト」の登場がひと目でわかるモデルでした!
■スーパーキャリイ マウンテントレイル(参考出品車)
オフロードでもタフに走ることができる力強さとデザイン性を兼ね備えた「スーパーキャリイ」のコンセプトモデル。
アクティブな大人が山をストイックに楽しむためのクルマとして、ビジネスだけではなく遊びにも活躍する、商用車の新たな世界観が表現された1台。最近の軽トラブームを更に加速させそうでした!
スバル
SUBARU/STIブースでは、「WRX S4 STI Sport R EX」をベースとした特別仕様車「WRX S4 STI Sport♯」プロトタイプを展示。
さらに、モータースポーツ参戦車の「SUBARU BRZ GT300 2023」、「SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024」がされていました。
■WRX S4 STI Sport♯ PROTOTYPE
「WRX S4 STI Sport R EX」をベースに、操縦安定性の向上と、より上質な乗り味を実現したSTIコンプリートカー。(台数限定で販売予定)
■SUBARU BRZ STI performance
「SUBARU BRZ STI Sport」をベースに、STIパフォーマンスパーツが装着されており、ドライカーボンリヤスポイラーをはじめとしたBRZを操る愉しさをさらに引き上げるパーツカスタマイズモデルでした!
■SUBARU BRZ GT300 2023
SUPER GT 2023 GT300クラス参戦車両
■Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
スーパー耐久シリーズ2023参戦車両
三菱
三菱は本年2月に発売を予定している新型『トライトン』を中心に、合計7台を参考出品。
「さあ、行こう。縦横無尽な冒険へ。」をテーマとし、新型1トンピックアップトラック『トライトン』やプラグインハイブリッドEV『アウトランダーPHEV』、オールラウンドミニバン『デリカD:5』と軽スーパーハイトワゴン『デリカミニ』のカスタマイズ車のほか
アジアクロスカントリーラリー2023テスト車両『トライトン』やサポートカー『デリカD:5』の展示がありました。
ユーザーの冒険心を刺激する展示となっており、とても楽しいブースでした!
■新型トライトン
2月に発売を予定している新型『トライトン』は、「Power for Adventure」という商品コンセプトのもとで開発を進め、内外装デザインからシャシー、ラダーフレーム、エンジンなどを一新
新開発したヤマブキオレンジメタリックをボディカラーとし、フェンダーアーチモールディングやサイドドアガーニッシュといった力強さをさらに高めるアイテムや、トノカバー、テールゲートアシストといったサポートアイテムなど、新型『トライトン』に設定予定の純正用品を装着しています。
■新型トライトン SNOW SHREDDER CONCEPT(スノーシュレッダーコンセプト)
新型『トライトン』をベースとし、雪山でのレジャーを存分に満喫する、ピックアップトラックならではの新しい使い方を提案。
どんな状況にも果敢に挑戦し、切り込み挑んでいく冒険心を表現したカスタムカーですね。
■アウトランダーPHEV ACTIVE FIELD(アクティブフィールド)
SUVとして走破性や機能性に優れた『アウトランダーPHEV』をベースに、水辺をはじめとするアウトドアアクティビティを存分に楽しむことのできるキャリアやトレーラーヒッチメンバー。
走行性能を高めるリフトアップなどのカスタマイズを施し、アクティブな趣味を楽しむ世界観を演出するカスタムカーでした。
■デリカD:5/デリカミニ CHAMONIX SNOW GEAR(シャモニースノーギア)
『デリカD:5』の特別仕様車「CHAMONIX」と、『デリカミニ』のディーラーオプションパッケージ「CHAMONIXパッケージ」装着車をベースとし、家族や仲間と冬のアウトドアアクティビティを満喫するギアをコンセプトに、雪道を安心して力強く駆け抜ける『デリカ』シリーズを、共通の世界観でコーディネートしたカスタムカーでした。
■新型トライトン ラリーカー “アジアクロスカントリーラリー2023” テスト車両
■デリカD:5 サポートカー “アジアクロスカントリーラリー2023” 実走車
最後に
新年1発目の大きな車の祭典「TOKYO AUTO SALON 2024」
2023年に取材をしましたが、去年より会場にいる人数が多いような感じがしました!
また、車の展示だけではなく、パーツの展示販売・トークショーなどがありワクワクが止まらない一日でした!