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ダメ!絶対!! ホイール(アルマイトリム)に使用NGのアルカリ系洗剤をかけてみた!

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ダメ!絶対!! ホイール(アルマイトリム)に使用NGのアルカリ系洗剤をかけてみた!

ダメ!絶対!! ホイール(アルマイトリム)に使用NGのアルカリ系洗剤をかけてみた!

2022/08/11

みなさんが車を洗車する際どんな事に気をつけていますか?

 

愛車に傷がつかないようにしっかり汚れを水で流して、よく泡立てた洗剤を柔らかいスポンジや、タオルに含ませて滑らすように洗車する。

泡が乾燥してしまわないうちに、丁寧に洗い流して清潔なタオルで乾拭きする。

 

もちろんホイールも同じように丁寧に洗っておられると思います。

 

ブレーキダストが多く付着していた時は、鉄粉クリーナーを吹き付けて洗い流せばあっという間にピカピカですよね。

 

しかし、ちょっと待ってください!!

 

ホイールの種類によっては洗車するたびにダメージを与えてしまう場合があるのです!!

 

では何が原因でホイールにダメージを与えてしまっているのでしょうか?詳しく解説します!!

 

 

動画はこちら

 

 

今回詳しく解説して下さるのはWORK WHEELS Japanの田中さんと和田さんです。

 

 

一体なにがホイールに悪影響を与える恐れがあるのでしょうか?

 

 

アルマイト加工されているホイールにアルカリ性洗剤はNG!?

 

ホイールに悪影響を与える恐れのあるもの、それはアルカリ性洗剤です。

 

とは言っても全てのホイールに悪影響がある訳ではなく、アルマイト加工が施されているホイールにはアルカリ性洗剤はNGということです。

 

 

アルマイト加工とは表面に皮膜を作り、錆びにくくするものですが、このアルマイト加工はアルカリ性洗剤を使用することで侵されてしまいます…。

 

 

結果としてシミやムラのような状態になり当然錆やすくなってしまうのですが、実際に体験してみようという事で田中さんと和田さんが実験して下さります!!

 

 

アルカリ性の洗剤を実際にリムに塗布して実験!!

 

 

では実際にアルカリ性の製剤を、アルマイト加工されたリムに塗布していきます。

(今回使用するリムは検品の際に弾かれ製品にはならないものを使っています。)

 

 

 

 

今回はアルカリ性の鉄粉クリーナーと、実験する時間が短い為、結果が分かりやすいように強アルカリ水(電解水)を用意しました。

 

電解水はph12.5なので、水道水がph6〜7の中性であることと比較するとかなりアルカリ性が強いことが分かります。

 

 

電解水と鉄粉クリーナーでどの程度リムへの影響の差があるのか、分かりやすいように養生テープで境界を作りました。

 

 

実験方法は以上の通りです。

今回は時間の都合で放置時間は1時間ですが、目視で確認できるほどリムは傷んでいるのでしょうか?

 

 

早速電解水・鉄粉クリーナーを塗布していきます。

 

どんな変化があるのか自分のホイールじゃないので安心して見ていられますね!!

 

 

1時間放置後リムはシミだらけに…。

 

 

電解水・鉄粉クリーナーを塗布して1時間が経過しました。

 

1時間の放置時間で目で見て分かるほどリムは傷んでいるのでしょうか?

 

 

 

水洗いする前のリムがこちらです。一見するとシミにはなっていますが、水で洗い流せば綺麗な状態になりそうな気もしますが、どうでしょうか?

 

早速洗ってみます。

 

 

 

洗っている段階で水が変な弾き方をしています。

 

車のボディーにシミやムラがあると、このような弾き方をするのでとても嫌な予感がします…。

 

 

やはりアルマイトが侵されシミになってしまっていました…。

 

 

 

アルカリ電解水側は、かなりくっきりシミになってしまっているのが分かると思います。

 

それに比べ鉄粉クリーナー側は、一見大丈夫そうに見えますが、中央部の養生テープを剥がし、新品の状態と比較すると全体的に艶がなくなり、くすんでいます。

 

鉄粉クリーナーは、アルカリ電解水よりphが低いので1時間の実験では艶がなくなり、くすんでしまった程度ですが、洗車のたびにアルカリ性の洗剤でホイールにダメージを与える事を考えると怖いですね…。

 

 

 

過去にWORKさんでテストを行った時は、48時間あらゆる洗剤を試されたそうです。

 

アルカリ電解水に関しては24時間のテストだったようですが、その際にもアルカリ性の洗剤はアルマイトを侵してしまい、アルミの表面をコーティングしていたアルマイトが剥がれてしまっていたそうです。

 

 

 

せっかくアルマイトでコーティングしてあっても洗剤のせいで剥がれてしまい、錆がでてしまったらホイールの寿命そのものにも関わってきます。

 

 

まとめ

 

今回はアルマイトリムにNGだと分かっていながらもアルカリ性の洗剤を使用し、どのような状態になるのか実験しました。

 

 

この記事を読んで下さっている方々は自分で気に入ったホイールを購入され、大切に使用されておられる方達ばかりだと思います。

 

 

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大切に綺麗に使いたいからこそ、鉄粉クリーナーや洗剤を使用されると思いますが、今一度使用されている洗剤を確認してください。

 

もしもアルカリ性の洗剤を使用されていた場合すぐに使用するのをやめ、次回から中性洗剤を使いましょう。

 

 

中性洗剤はWORKさんもHPで公式に推奨されていますので安心です。

 

ホイールは安い買い物ではありませんし、一度購入すれば何度も買い替えるものでもありませんよね。

 

そんなお客様が大切にされているホイールを末長く綺麗な状態で使用して欲しい…。

 

そんな気持ちでこの動画を撮影された和田さんと田中さん。

 

WORKという会社がお客様の事を一番に考えている、その事にも改めて気づくことが出来ました。

 

 

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