サーキットでは必須パーツ!DIYでも簡単!GR86にCUSCOの牽引フック取り付けしてみた!
2022/10/28
サーキットで愛車を走らせてみたい方は、サーキット用にタイヤや車高調・ブースト計などは準備しますが、意外に忘れがちなのが牽引フックです。
牽引フックとは文字通り、車を牽引するときに使用するフックのことで、車がガス欠・クラッシュなどで走行不能になった場合に車を牽引や引き上げる際に使用します。
純正のフックが車載してありますが、愛車の牽引フックの取り付け位置が分からない方も多いはず。
「牽引フックとサーキットってなんの関係があるの!?」と思われる方も多いかもしれませんが、公式競技では牽引フックの装着は義務付けられていますし、サーキット場であっても装着を義務付ける所も増えてきています。
何らかの事情で車が走行不可状態になった場合、牽引フックがあれば比較的容易かつ安全に車を移動できますが、装着していないが為に、時間が余計にかかったり、ワイヤーをシャーシにかけて引っ張った際に傷や損傷が発生することもあります。
そうなった場合、長時間サーキット場が使用不可の状態となりますので、装着義務化が当たり前の対応ですよね!!
しかし、いざ純正の牽引フックを取り付けてみると…。
なんか色もパッとしませんし、なんだかカッコよくカスタムした愛車には少しダサい印象になってしまいます…。
けど、社外の牽引フックを綺麗につけるとなると、力のかかる箇所だけに不安になる方もおられるでしょう。
ですので今回は、純正の牽引フック取り付け位置に、かっこいい牽引フックを綺麗に装着させる方法をタイヤエイト刈谷店の西谷店長がお教えします!!
タイヤエイト刈谷店ではデモカーを使用しサーキット走行を行っています。
その中”シバタイヤ”の走行検証も行なっています。
レーシングタイヤ未購入の方、試そうか悩んでおられる方はぜひ読んでみて下さい!!
シバタイヤ走行検証の記事はこちら
目次
動画はこちら
今回装着する牽引フックはこちら
今回GR86に装着するのはCUSCOさんの可倒式牽引フックとなります。
よく見るアルミのなんちゃって牽引フックと違い重厚感があり、見た目もかっこいいですよね‼︎
それでは早速この牽引フックを取り付けていきます。
今回装着する CUSCO可倒式牽引フックはこちら
牽引フックカバーを取り外す
まずは牽引フック取り付け部にあるカバーを取り外します。
GR86の牽引フックのリアは左マフラーの上部にあります。
リアバンパーの素地の部分に四角いカバーがあります。
このカバー下側に切り欠きがありますので、内張外しのようなプラスチック製の工具を使用するとバンパーに傷がつきにくくなります。
また、牽引フックカバーが外れてもカバーが落ちてしまわないように車体側と繋がっています。
爪の部分で引っ掛かっているだけですので押さえながら引っ張ると抜けます。
これで牽引フックカバーが完全に取り外せました。
牽引フックを仮止めして位置を決める
カバーが完全に外れたら牽引フックを仮締めします。
仮締めしたらマスキングテープなどでシャフトの位置出しをします。
このままではカバーを取り付けることができませんので、カバーがはまる部分のマスキングテープをカットして、カバーをはめ込みます。
カバーをはめたらカバー外側にあるマスキングをなぞるようにカバーの位置を出していきます。
カバーに牽引フックの位置だしができたらカバーを外すので、カバー及びバンパーに傷がつかないようにマスキングテープの外側をカットしていきます。
カバーに穴を開ける
カットが終わったらマスキングテープを対角線で結んで、センターを出したら実際に穴を開けていきます。
ホールソーなどがあれば一番いいですが、なくてもプラスチックの部品ですのでカッターナイフなどでも穴を開けることは可能です。
この際にビビっているといつまで経っても穴は開きません‼︎
こちらの牽引フックカバーは1000円しない程度の部品なので、「失敗したらしたでいいやー」くらいの軽い気持ちで思い切って穴を開けましょう‼︎
カバーが平ではありませんので、穴を開ける際にケガをしないように十分注意して下さい!
今回装着するCUSCOの牽引ロックのシャフト径は26mmでした。
(参考値のため必ずご自身で現物をご確認下さい)
この大きさの穴を開けていきます!
牽引フックを仮装着する
穴が空いたらカバーを取り付け、実際に牽引フックを仮で取り付けていきます。
この際牽引フックの角度を、ダブルナットで固定されているのですが、仮装着の時点で水平位置を出しておくと取り付けしやすくなります。
カバーはプラスチックですので、多少ズレていてもつけたり外したりするうちにフィットしていきますので、あまり気にしすぎないようにしましょう笑。
出来上がりを見る前に、今回は牽引フックをDIYで取り付けていますが、DIYと言えば以前の記事でステアリングを付け替える方法を紹介しています。
GR86にこのステアリングを自分で取り付けることでより愛着が湧くこと間違いなし!!
GR86用オリジナルステアリング取り付け方法の紹介はこちら!!
取り付けられた牽引フック!!車体とマッチしているのか!?
今回はGR86のリア側の牽引フック取り付け位置に牽引フックカバーを加工して、CUSCOの可倒式牽引フックを装着しましたが、変に後付けした感が無くフックが赤なのもあってか、デザインのワンポイントになっています。
ここまでこの記事を読んでくださった方であれば簡単に取り付けできると思います。
牽引フックそのものも11,880円と比較的リーズナブルな金額ですので、ぜひ自分で取り付けに挑戦してみてください!!