平成6年式 BNR32 スカイライン GT-R スタンダード マインズコンプリートエンジン搭載の1台が登場!
2022/10/18
今もなお、人気の衰えることのないR32 スカイラインGT-R。入手困難を極める中、ユーザーはオリジナル派とチューニング派に分かれる。今回は後者にとって絶大な人気を誇るチューニングショップの魂が宿った1台が登場だ!
目次
Mine’sコンプリートエンジン・NISMO LM GT4・アラゴスタ車高調等パーツ満載!
※おかげさまでこちらの車両は売約済みとなりました。
シルバーのボディにニスモダクト、通称「ブタ鼻」を備え付け、ホイールはNISMO LM GT4 で足元を飾った「これぞR32 スカイラインGT-R」という見た目は誰もが目を引くスタイル。30年前から色褪せることのないこのマシンには今も熱烈なファンが多い。
そして今回の車両にはボンネットにMine’sのステッカーが。老舗チューニングショップ Mine’s代表の巨匠 新倉通蔵氏が手がけたエンジンが搭載される。
そんな魅力満載の車両の詳細はこちらだ。
車両詳細
車 種 | スカイライン GT-R |
グレード | スタンダード |
初度登録 | 1994年 |
型 式 | E-BNR32 |
カ ラ ー | シルバー |
シ フ ト | F5 |
走行距離 | 59,400km |
修 復 歴 | 無し(評価点3.5点) |
車台番号下三桁 | 306 |
車両本体価格 | 999万円→940万円→920万円 ※3/24にプライスダウン |
備 考 | メンテナンス履歴 平成6年7月10日 556KM 平成6年11月6日 1820KM 平成7年5月13日 2804KM 平成10年7月25日 13747KM 平成13年5月7日 27000KM 平成19年2月24日 42383kM※MINE’S engine 平成21年2月24日 45060KM 平成23年2月24日 47512KM 平成25年2月19日 50796KM 平成27年2月21日 55242KM 平成29年2月23日 56913KM 平成31年2月26日 57400KM 改造詳細 エンジン関係 約4.3万KM時にMINE’Sにて製作 ※MINE’S RB26DETT超精密O/Hリビルト コンプリートエンジン 2627㏄(※←2568cc) ・シリンダーヘッド ・面研修正 ・バルブリフェース ・ポート段付き修正 ・オイルシール交換 ・強化ヘッドボルトワッシャー ・メタルヘッドガスケット1.2mm ・シリンダーブロックダミーヘッドボーリング ・ブロック面研修正(※05U(N1:24U) ・クランク曲がり修正 ・コンロッド重量合わせ ・N1Φ87オーバーサイズピストン ・N1ウォーターポンプ ・N1オイルポンプ ・NISMOメインメタル ・N1コンロッドメタル (WPC加工) ・MINE‘S オイルパンバッフルプレート ・MINE‘S 252°-260° IN/EXカムシャフト (※in240°/out236°) ・MINE‘S 軽量カムギアスプロケット ・MINE‘S トリプルフローカムカバープレート ・NISMO ローテンプサーモスタッド ・NISMO 強化タイミングベルト MINE‘S エキゾーストマニーホールド 加工 NISMO オイルフィラーキャップ HKS インタークーラーパイピングKIT タービン関係 HKS GTⅢ-2530タービンKIT HKS 強化アクチュエーター MINE‘S スーパーアウトレットPROⅡ 吸排気関係 R35GT-R エアフロメーター スポーツエアフィルター MINE‘S フロントパイプPRO HKS スポーツキャタライザー MINE’S サイレンスVXマフラー APEXi ECVバルブ 燃料関係 NISMO 600㏄インジェクター MINE’S 大容量フューエルポンプ 冷却関係 HKS オイルクーラー MINE’S ドライカーボン導風板 NISMO ラジエターキャップ 駆動及び足回り関係 NISMO カッパーミックスツインプレート クラッチ ARAGOSTA TYPE-S 車高調 KIT アイバッハ スプリング NISMO サスペンションリンク (フロントロアアーム) NISMO サスペンションリンク (フロントテンションロッド) NISMO サスペンションリンク (フロントアッパーリンク) NISMO サスペンションリンク (リアAアーム) NISMO サスペンションリンク (リアアッパーリンク前側) NISMO サスペンションリンク (リアアッパーリンク後側) NISMO フロント強化スタビライザー NISMO リア強化スタビライザー (ホイール) NISMO LM GT4 18×9.5+12 (タイヤ) Fr 245/40R18 Rr 265/35R18 ボディー関係 AIBA WORKS 純正OP フロントタワーバー ブレーキ関係 MINE’S RDDブレーキKIT Fr brembo F50 355ΦRDDローター Rr R33 brembo 343ΦRDDローター ステンメッシュブレーキライン ABS 除去 N1ブレーキライン BNR34 GT-R純正ブレーキマスターシリンダー 電装関係 TECHTOM CMX-100 デジタル水温計 HKS EVC4ブーストコントローラー 外装関係 NISMO フロントバンパーダクト ボンネット フードトップモール QEST JAPAN LEDテール 内装関係 アゼスト オーディオ 本革 シフトブーツ 本革 サイドブレーキレバーカバー |
エンジンルームに鎮座する結晶塗装こそがMine’sの証
Mine’sの象徴でもあるダークブルーの結晶塗装。誰もが羨むコンプリートエンジンだ。エンジンをかけてみるとそこにはチューニングエンジンとは思えないほどスムーズな始動、アイドリング、そして驚くほど軽い吹け上がりを体感できる。
これは新倉氏の考えるストリートにおける扱いやすさを物語っているのだと言える。
しかしながら、超精密O/Hエンジンというだけありきっちりとバランスの取れたエンジンは、GTⅢ-2530タービンを最大限に活用し確かな戦闘力を手に入れている。
そんなパワーを手に入れたR32で一番気になるのがブレーキではないだろうか。純正ブレーキはノーマル車でもキャパ不足を感じるほど頼りないものだが、今回の車両はフロントF50/リアBNR34のブレンボキャリパーを装着し、ストッピングパワーを手に入れている。街乗りはもちろん、サーキットでのスポーツ走行でも充分すぎるほどのキャパがあるだろう。
そして、これだけのパーツが装着されていることでパーツばかりに目が行きがちだが、実はこれらのパーツの装着のクオリティ、またそれら周辺のボディや内装状態の良さにも目を向けていただきたい。
約30年の時が経過しているとは思えない状態をキープしているこの車両を見ていると「気持ち悪い」と口に出してしまうほどだ。
追加画像
詳細動画
こちらの車両の状態をより詳しく見たい方は、是非この動画を見ていただきたい。内外装の状態やパーツ取り付けのクオリティの高さなど、写真では伝わりきらないものを動画にて説明している。これを見ればきっとこの車両のコンディションの良さを実感できるであろう。
2022年現在のR32 スカイラインGT-Rの相場を考えてこの車両を購入すべきか!?
結論から言えば、この車両は「買い」ではないだろうか。
現在のR32 スカイラインGT-Rの小売市場での流通台数の推移は以下のようになっている。
2021年12月頃には45台ほどまで落ち込んだがそこから少しずつ増え、現在では80台まで回復している。50台以下となると明らかに目にする機会が減り希少性は高まるが、それが80台となってもそこまでは変わらない。100台以下の流通量は今後も続き、むしろ減っていく可能性のほうが高いと言えるであろう。
そんな中、後期のスタンダード10万km未満のそれなりのコンディションの車両を手に入れようとすると、現在の小売相場では600〜700万円以上である。今回の車両のコンディション、そしてパーツ代を考えても1,000万円以下で手に入るというのはそれだけでお買い得なのではないだろうか。
また、今後このようなコンディションの車両を探すのは困難を極めていき、そして見つけたときには1,000万円を超えていることは間違いないと言える。これをチャンスと見るかどうかはあなた次第だ。