BNR34 スカイラインGT-R VスペックⅡ Nur ミレニアムジェイド 遂にガレスコに登場!
2021/12/15
2019年現在、国産スポーツカーの中で最も注目されていると言っても過言ではないR34 GT-R VスペックⅡ Nur。その限定カラーであるミレニアムジェイドがガレスコに登場した。
目次
1/210台の超希少車
出典:Wikipedia
2002年2月26日にR34 スカイラインGT-Rの生産終了を記念して販売されたVスペックⅡ Nur・Mスペック Nur。各1,000台の限定モデルとなった。GT-Rがテストコースとして使用していたドイツのニュルブルクリンクサーキットが由来となっている。エンジン・ウォーターポンプ・エキマニなど、全てがN1仕様となっており、ボンネットを開けエンジンルームに目をやると通常の赤ヘッドではなく、ゴールドに輝くヘッドがNurの証だ。
そんなNurの中で最も人気が高いのがこのミレニアムジェイド(JW0)である。このカラーはVスペックⅡ Nur・Mスペック Nurともに選択可能。VスペックⅡ Nurが約750台生産され、そのうちミレニアムジェイドは約210台と言われており、とても希少なカラーとなっている。そんな1/210台が今回ガレスコに登場した。
フルノーマル ガレージ保管の上質車両
この写真を見て、走行距離は何kmだろう?と誰もが思ったはず。まさか8万kmを超えているとは誰も思わないほど車両状態は良好。取材に行った私が見ても、3万km前後?と思うほど状態は良いと言える。
車 種 | スカイラインGT-R |
グレード | VスペックⅡ Nur |
年 式 | 2002年 |
型 式 | GF-BNR34 |
カ ラ ー | ミレニアムジェイド(JW0) |
シ フ ト | F6 |
走行距離 | 84,186km |
修 復 歴 | 無し |
備 考 | フルノーマル ガレージ保管 |
モールやレンズ類の痛みも少ない
希少車の天敵は風雨、そして太陽の紫外線だ。誰もがこの自然と闘っているわけだが、やはり屋内にて保管されているとモールやレンズ類の劣化が少ない。特にVスペックⅡはカーボンボンネットを採用していて、保管方法による状態の違いは歴然だ。今回の車両はガレージ保管車両のため、これらの状態も良いと言える。カーボンボンネットとヘッドライトを見れば一目瞭然である。
エンジンもGood Condition!!
エンジンは全てがN1仕様となっているわけだが、バランス取りが行われている他、タービンもN1仕様のメタル製タービンが採用されている。
こちらの車両は8万km走行していてもコンディションの良さはすぐにわかる。セルを回したときの始動性の良さがそれを物語る。バッテリーやプラグ、コイルなどの消耗品が生きているのは大前提だが、コンディションの良いエンジンはかかりが良い。何一つグズることなく一発始動。アイドリングも安定しており吹け上がりも良好。これなら手に入れたあともしっかりとメンテナンスをしてけば、長く乗っていける車両だと言える。
輸出される車が多い中いつ手に入れるか
このブログでも再三に渡り「アメリカの25年ルール」について語ってきたが、R34はまだその時期には至っていない。しかし、全ての車がアメリカに渡るわけではなく、各国の輸入規制がありそれをかいくぐることができる国では、いくら出してでも欲しいという富裕層がいる。そのため全世界からのオファーが耐えない状況なのだ。そんな状況下にあるミレニアムジェイドをどのタイミングで手に入れるかは、個々の考え方次第。ただ、確実に言えることは時間がたつにつれ、日本にある個体数が減っていってるということ。いつがお買い得か?ではなく、購入できる今がチャンスなのだ。
GarageScope(ガレスコ):http://garagescope.com/
当該車両掲載ページ:https://garagescope.com/car_info.php/?t=38
気になる価格は、小売相場からすると1,500〜1,800万円で問い合わせてみてはいかがだろう。このエンブレムを手に入れることができるのは唯一人だけなのだ。