2019年現在 JZA80 スープラの相場を考える
2021/12/14
東京オートサロンで公開された新型スープラ。かなり話題にもなっているため今後の展開が気になるところです。そして、その影響を受け、旧型のスープラがどのように相場変動していくのか。様々な角度から考えてみたいと思います。
目次
2019年 春 新型スープラ発売予定
SUPER GT 2020 Concept Model GR Supra SUPER GT CONCEPT
Road Car GR Supra CONCEPT
東京オートサロン2019でもかなり注目を集めていた新型スープラ。今回はGT参戦予定のコンセプトマシンが正式に発表され私自身も見てきましたが…惚れます。大げさではなく本当に誰が見てもかっこいいスタイルだと思います。ロングノーズ、ショートデッキのこれぞスポーツカーというスタイルに、ワイドボディを組み合わせグラマラスなビジュアルに。これがSUPER GTを走るのか、と思うと今からワクワクが止まりません。
前回の記事:東京オートサロン2109
東京オートサロンでのスープラの演出
GRブースでは新型スープラの後ろに歴代のスープラGTマシンを展示。更に当時の映像も流して、当時のファンの心を鷲掴みにしていました。
そしてこの動画。スープラ黄金時代のドライバー、関谷正徳、脇阪寿一、立川祐路の3選手が出演しておりこれまた当時の盛り上がっていたレースを思い出させる仕上がりです。楽しかった時代を思い出す映像や画像を見るととてもテンションが上り、購買意欲が掻き立てられるものです。
2019.1.14 デトロイトモーターショーにて正式発表
そしていよいよ新型スープラが2019年1月14日 日本時間の23時40分にデトロイトモーターショーにて正式発表されました。
出展:https://toyotagazooracing.com/jp/gr/supra/specs/
率直にかっこいい!ナローボディだとどうだろう?と思っていましたが、普通にかっこいいですよね。映像で走っている赤のスープラはそのままで大満足といった感想でした。勿論、ローダウンしてアルミホイールを変えて、エアロを付けたらもっとかっこいいでしょうけど!!ロングノーズ、ショートデッキのこれぞスポーツカーというスタイルがスープラっぽさを演出しています。それもスポーツに割り切って2シーターにしたことによって実現されているようです。また、2シーターにしたことにより86よりも100mmもホイールベースを短くしているとのこと。完全にコーナーリングマシンです。
一般的に運動性能的に不利とされる直6エンジンを採用しながら前後重量配分50:50を、そして低重心として定評のあった水平対向エンジンを搭載した86よりも更に低重心化を実現しているとのこと。やはりこれは完全にコーナーリングマシンです。
唯一気になったのは、事前情報通りシフトはAT設定のみ。これは開発コストや採算性を考えると仕方がないところでしょうか。特に、スープラのターゲット層は86のそれとは全く違うからと考えられます。しかし、スポーツカーファンとしてはここまでの車を作ってくれたのであれば、是非MTもラインナップしていただきたいところです。
今回正式に発表されたグレードはRZ・SZ-R・SZと3つありましたが、上位モデルとなると車両本体価格700万円超えると言われており、なかなか手が出ないところ。しかし、SZであれば400万円台と言われており、それなら手が届く範囲。これはスープラ全盛期を知る30代以上のユーザーが新車購入を検討できるラインではないでしょうか。
流石に現行86ほどの販売台数は見込めないでしょうが、それに次ぐスポーツカーブームを起こすきっかけになると予測できますね。春が楽しみです!!
GRスープラ(日本仕様)主要諸元
グレード名 | RZ | SZ-R | SZ |
排気量 L | 2.998 | 1.998 | |
エンジンレイアウト | 直列6気筒 | 直列4気筒 | |
過給 | ツインスクロールターボ | ||
トランスミッション | 8速スポーツAT | ||
駆動レイアウト | FR | ||
乗車定員 人 | 2 | ||
最高出力 kW[PS]/rpm | 250[340]/5,000-6,500 | 190[258]/5,000-6,500 | 145[197]/4,500-6,500 |
最大トルク N・m[kgf・m]/rpm | 500[51.0]/1,600-4,500 | 400[40.8]/1,550-4,400 | 320[32.6]/1,450-4,200 |
0-100km/h 秒 | 4.3 | 5.2 | 6.5 |
車両重量 kg | 1,520(社内測定値) | 1,450(社内測定値) | 1,410(社内測定値) |
全長 mm | 4,380(社内測定値) | ||
全幅 mm | 1,865(社内測定値) | ||
全高 mm | 1,295(社内測定値) | 1,290(社内測定値) | |
タイヤ | FR 255/35R19 RR 275/35R19 |
FR 255/40R18 RR 275/40R18 |
FR 225/50R17 RR 255/45R17 |
ホイールベース mm | 2,470 | ||
FRトレッド mm | 1,594 | 1,609 | |
RRトレッド mm | 1,589 | 1,616 |
引用:https://toyotagazooracing.com/jp/gr/supra/specs/
80スープラの現状と今後
それでは本題の80スープラについて考えていきましょう。現在の80スープラの小売相場は以下となります。今回はMTの相場に的を絞ってみます。
グレード | 小売相場 | |
1993年5月〜(前期) | SZ系 | 150〜200万円 |
RZ系 | 250〜350万円 | |
1994年8月〜(中期) | SZ系 | 190〜360万円 |
RZ系 | 300〜420万円 | |
1997年8月〜(後期) | SZ系 | 180〜280万円 |
RZ系 | 350〜500万円以上 |
※修復歴無し MT 20万km未満の車両
今回の小売相場は実際にGOOに掲載されている車両と、我々の売買している感覚の両方から小売相場をアップしています。というのも、車両が少ない上に、仕様や状態によってあまりにも価格帯が極端に違うため、数字に示しにくいという状況にあります。
【JZA80 スープラ】年間流通台数はこちら 月間流通台数はこちら
また、流通台数から見ると2・3月に向けてかなり台数が増えてきているように思えますが、そもそもの絶対数が少ないため、増加量は30台前後。この中で年式やグレード、シフトなどが分かれていると考えると、この増加量は極端に相場に影響しないと考えて良いと思います。実際にこの1年ほどは相場は横ばいと言って良いと思います。ちなみに、今から3年ほど前が一番の急上昇ポイントだったと言えます。今はある程度安定しています。
しかし、今回の新型スープラの発表がどのように影響してくるのでしょうか。私いしてつ予想は「MT車相場上昇」です。特に、一般的に相場が上がるとされる4月以降は要注意です。やはり、これだけ注目を集めている新型スープラですが、MT設定が無いため80スープラ全盛期の頃を思い出す世代の方たちが、やはりスープラはMTじゃないと!と言って80に目がいくのではないでしょうか。東京オートサロンでも歴代スープラのGTマシンの展示があったため、火がついてしまっているのは間違いないでしょう。そこに来ての新型スープラのATのみの発表。当時の熱いハートを持った人たちをATだけで押さえつけるのは難しく思います。
救いなのは、スカイラインGT-Rの系と違い、輸出仕様があるため25年ルールの影響をまともに受けないのでそこまで気にする必要はなさそうです。ただし、輸出の波が止められるわけではないので、良い個体は早めに手に入れておく必要がありそうです。
どんな車両に人気が集中しているかというと、ターボモデルのRZ・RZ-Sということで間違いありません。そのため、NAのSZ・SZ-Rはまだ焦る必要はないかと思います。そして、断然純正オリジナルが高値を付けています。カスタム車両は個性が強いものが多く、ものによって値段がまちまちです。エアロで言えばVeilSideなどが未だに人気があります。また、状態については下回りの錆に注意したいところです。トヨタには珍しく下回りの錆が出やすい車です。外観上はヘッドライト内のメッキ剥がれにも注意が必要です。以前言われていた内装ダッシュボードの浮き・捲れ(デフロスター周辺)は最近のユーザーはかなり理解・妥協をするようになってきたので、以前ほど気にする必要はないかと思います。エンジンやMTは比較的丈夫な車両ですので、上記に注意して売買を行うと良いと思います。私のオススメ時期は以下となります。
【売 却】2019年4月以降
【購 入】2019年2〜3月
私は新型スープラにMT設定が追加されるとは思っていないので、MT好きのユーザーには80スープラ人気が更に激化するような気がしますね。どちらにしても、80の個体数が少ないのは間違いありませんので手に入れたい方は早い方が良いかと思います。
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