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高級車なのにブレーキ鳴きはもう嫌だ!LEXUS LC500ブレーキパッドをトムスに交換してみた!

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ブレーキを踏むと「キー」という不快な音を聞いたことがある方は多いと思います。周りに車や人が居なければまだしも、市街地だと恥ずかしさもあります。LEXUSのような高級車だと尚更です。

 

この記事では不快なキーキー音を無くすために、ブレーキパッドの交換方法についてLEXUS LC500を例に解説します。

 

※ブレーキパッドは自分で交換も出来ますが、重要保安部品に指定されているほど重要な部品です。手段を間違えると自分や歩行者を危険に晒してしまうので、基本的には業者に依頼することを推奨します。

 

動画はこちら

 

 

タイヤフロントブレーキキャリパーの取り外し

 

まずはタイヤを外しフロントブレーキキャリパーも外していきます。

 

 

 

フロントのブレーキキャリパーが見えるようになりました。LEXUSのロゴがかっこいいですね!!

 

このキャリパーは裏側から2本のボルトで止まっていますが、このボルトがかなり固いのでトルクレンチのようなしっかり力の伝わる長い工具を使用しましょう。無理矢理外しているかと錯覚するほど固く締まっています笑

 

 

キャリパーのボルトを取ってしまう前にブレーキのブリーダープラグを開けて、軽く締めておきます。こうすることでブリーダープラグがなめてしまうのを防ぐのだそう。流石はイデポンさん仕事が丁寧です。

 

 

ブレーキのブリーダープラグを緩めて軽く締めたら、キャリパーを外していきます。このときブレーキホースの中間のブラケットを外しておきましょう。

 

 

これでブレーキのキャリパーが外れました!!

 

 

外したキャリパーはストラットなどに吊っておきブレーキのローターを外していきます。

 

 

ディスクローターの取り外し

 

ブレーキキャリパーを外したらディスクローターを外して研磨していきます。ローターを外すにはローターに対角線に2つの穴が空いているので、その穴にボルトを入れて締めていきます。そうすることでローターが外れます。

 

 

 

ロータが外れたら研磨していきます。

 

ディスクローターの研磨

 

120番のサンドペーパーと当板を使って、ローターを研磨していきます。

 

 

こうすることで表面についた焼きついたパッドカスや汚れを落としていきます研磨されたディスクローターは本来の性能を発揮してくれます。

 

綺麗なローターだと思っていましたが、こんなにパッドカスが付着していました。

 

 

裏面も綺麗に研磨していきます。

 

 

両面とも綺麗になったらローターを元の場所に戻します。取り付け後にホイールナットを1本締めておけば、ローターが固定されるのでキャリパーを取り付ける時に楽になります。

 

 

ブレーキパッドの交換

 

先ほど緩めておいたブレーキのブリーダープラグを緩め、プラグにホースを挿します。その後パッドがキャリパーについている状態で、キャリパーの内側から外に押し出すSST(専用工具)でキャリパーピストンを戻して(縮めて)いきます。

 

 

ピストンを戻し切ったら、工具を外す前にブリーダープラグを締めることで、ブレーキラインにエアーが入るのを防ぐことが出来ます。

 

あとはパッドを外すだけです。このパッドははまっているだけですので、ドライバーなどで抉じてあげれば外れます。

 

 

ブレーキパッドが外れました。このパッドをキーキー音の軽減と低ダスト化が見込める「トムスのパフォーマー」という社外品のパッドに交換します。

 

ブレーキパッドの面取りとグリスアップ

 

社外品のパッドを取り付ける前に、面取りとグリスアップをします。面取りはエッジが立っているパッドの角をベルトサンダーやサンドペーパーで削ることで、パッドの角が先に当たることでの異音の防止やパッドの馴染みが出るまでの制動力の低減を抑えることが出来ます。

 

 

角が取れたらグリスアップしていきます。

 

グリスアップする箇所は、パッドの裏についているプレートの黒くなっている箇所です。

 

パッドの裏面は金属製ですので、若干の歪みがあります。この歪みを解消するためにプレートをつけて異音の軽減と面当たりを良くします。

 

 

あまり多く付けると熱でグリスが溶けてしまいキャリパーやローターに付着してしまう為です。この車種は2枚のプレートが重なっていますので、2枚とも塗ります。

 

 

塗り終わったら元あったように組み付けていくだけです。

 

組み付け

 

パッドをキャリパーに取り付けていきます。キャリパー奥側のスプリングを押しながら溝にはめていきます。

 

 

 

キャリパーにパッドを取り付けたら、2本のボルトでロータに固定します。上から手で軽く締めてから下側を付けて、均等に締めていきます。

 

 

 

 

これでフロントブレーキのパッド交換が終わりました。続いてリアブレーキパッドを交換していきます。

 

リアブレーキのパッド交換

 

リアブレーキはキャリパーを外さずにパッドを交換することが出来ます。パッドは2本のキャリパーピンで留まっています。

 

まずはキャリパーピンが抜けないように固定するための抑えの金具を外します。

 

 

抑えの金具を外したらピンを外していきます。裏からペンチなどで引っ張ってもいいですが、精密ドライパーなどピンより細いものを差し込んで外す方が簡単です。

 

また真ん中にプレートがありますので、プレートを少し押してあげると、ピンに力が掛からなくなるので抜きやすくなります。

 

 

キャリパーピンが外れたらまた金具があります。この金具はブレーキを踏んでいない時、パッドがキャリパー側に引っ付くようにするためについています。この金具も外していきます。

 

 

ここまで来るとパッドが外れる状態になります。ブレーキのブリーダープラグを緩め、ピストン戻しでピストンを縮めて、ブリーダープラグを締めると簡単にパッドが外れます。

 

外れたらフロントのパッド同様に面取り、グリスアップをして取り付けます。

 

取り付け時にキャリパーピンに錆があると動きが悪くなるので、パーツクリーナーで綺麗にします。錆があればサンドペーパーで綺麗にして組みましょう。

 

 

これでフロント、リヤのパッド交換が終わりました。

 

パッドの交換が終わったら、ブレーキを何回か踏み込み、ブレーキのピストンをパッドに当たる位置まで出します。この際にブレーキフルードの量を確認し、MAXラインに合わせて、量を調整しましょう。

 

これで異音はしなくなったのでしょうか?

 

まとめ

 

納車前に試運転をして異音がするかどうか確認します。見事異音は無くなりました!!それどころかブレーキを踏んだ時の感覚も変わったようです。

 

 

今回のブレーキのパッド交換ですが、みなさんは簡単だと思いましたか?

 

実際多くの部品を外し、清掃、研磨やグリスアップなど、お客様のためにかなり丁寧な作業をされていると感じました。

 

この作業一つでもミスがあれば事故につながってしまうので大きな責任が伴う作業です。金額だけ見れば高額に感じる工賃ですが、その裏にはプロの責任ある仕事があります。

 

この記事を読んで作業の細かさ丁寧さが伝われば、実際かかった工賃に納得いただけると思います。

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